ビブリオの準備

 アメコマー菅野さんのご厚意で、関連書籍をまるまる一式、お貸し頂けることになりました。そうなると、ますます本気でいかなければいけません。
 本は借りれることになったので、先行してトークの中身を決めていくことにしました。
 
 何回か、話してみて気がついたことがあります。
 本の特徴をあげていくのは、羅列になりがちで、退屈してしまいます。
 また、5分でトークする場合、ある程度練習してても、つまってしまったり、話を忘れることがあります。特に、つまってしまうと、そこで簡単に5秒削れてしまいます。
 かといって、丸暗記は難しいし、その場合は、今度は棒読みになってしまい、躍動感を失う危険性もあります。
 思い出したのが記憶術の本。
 成年以上になると丸暗記が難しくなります。代わりに意味記憶の能力が発達し、関連づけた記憶やストーリー・エピソード絡みの事象は忘れがたくなります。
 ここから、以下のように方針を定めました。
 
 ・トークそのものに起承転結を盛り込む
 ・退屈させないよう、「事件」と「解決」を連続させる
 
 2,3回試してみて、だいたい目処がつきました。
 今振り返ると、まず、文章に起こして、それから試すのが効率が良かったようです。いきなりトークする方にこだわってしまったのは、失敗だったと思います。