こうみえますよー
こう見えますよー のお話。
ZOEというロボットもののシリーズが小島チームで立ち上げられたんですが、メインも周辺外伝やアニメもふるわず。
ところが、村田周陽を監督に起用したところ、大傑作 ANUBISという続編を完成。で、小島監督がプロデュースを担当(トレイラーも担当)したものの発売時期をミスって、あまり、売れず。
直後、続編企画を進めていたものの途中でつぶれ、以降10年間 村田周陽単独監督作品(共同監督はメタルギア4)は0本。
で、2012年リメイクを販売。
小島監督自身が前面に出て宣伝するも、処理オチなどの問題があり、不評。
復活したANUBIS2チームも解散となった。
えー。
なにそれー。
是角プロデューサーが、ラジオでは謝ってますけども、処理オチみたいなレベルの問題がコントロールできなかったのって、小島チーム全体の問題やん…。それ、小島監督 責任ないの…。
だいたい、60フレームってのは、パッケージにうたってることやん。
うそつき!
そんなん、発売前に分かりそうなもの というか、知ってたでしょう。
知ってて、隠すなや! というか、発売すんなや!
あと、切られたプロデューサーって、誰なん。
それよりなにより、ほんと、キミ、責任ないん…。
完成してない状態のママ、発売させたの と、ANUBIS2の企画そのものは関係ないじゃん。
いいゲームなら作らせてあげなさいよ。
責任とるならそっちでしょう。
あいや、もっと、いろいろ言いたいことがありますけど、うまいことまとまりません。
うー。
もっと、ムラシュウを! ということなんですけど、ばらけると以下のように…。
・功績を小島監督のものにしすぎ!
・ひと、育たなすぎ!
・何回も買わせすぎ!
みたいなとこですか。
功績の部分…。
特にANUBISについてなんですが、小島監督の傑作とか、小島監督でないとあの持ち味が出ないとか言ってる人が、多すぎます。
否定はしてるけど、宣伝でも何でも、小島監督が前面に出すぎてて、勘違いしやすくしてるのが、原因。
人材育成の部分。
結局、メタルギア正伝以外のトコで、ヒット作が出てない(悪魔城ドラキュラ、ボクらの太陽など)。
メタルギア2とか、次代に引き継ぐこととかテーマにしたりしてるのに…(つまり、テーマとか掲げてかっこいいこと言ってるけど、実践は出来てない)。
その、ナンバリングメタルギアシリーズも、全部 自分でつくってる。
引き継げてない。
村田周陽に至っては、もう10年もゲームディレクションを手がけないまま、ゲームを1本しか作らないまま、40代になってしまった。
メタルギアライジングは社内制作に失敗し、外注に出すこととなった。
何回も買わせすぎの部分。
アヌビス その後の、改善版、HDと既に3本買っております。
さらに、買えというのです。
HD版は、もう、手元に残ってないです。
残ってれば、パッチによる対処で買わなくてもいいのです。
買うのは、残してなかった自分の問題でもあります。
でも、不良品を何ヶ月も手元に残しといたりしないですよ。
中古処分した後ということを見計らっての対処です。
やり方が、汚い…。
あの『千と千尋の神隠し』を思い出させます。
いろいろ、きれいなこと、かっこいいこと言ってきましたけど、あれは映画なんでね…。
商売は別だから…。
不良品は直しますよ、といってるだけ、マシですけど、あのね、もっと、酷いと思うのは、わたし、HDエディション買うつもりなかったんですけど、これが売れてくれると、続編が作れるんです というから、買ったンですね。
で、それが不良品でしたと。
だから、売れもしませんでしたと。
だけど、作り直して、もう1回販売するから、買い直してくれと。
そういうこと、いってくるわけです。
ちょうど、手放したころに。
これが、小島監督だからってことを、除いて、やってきたことと、結果だけ見ると、ひどいです。
あんまりだと 思います。
いっときますけど、元祖 ANUBISが売れなかったのは自分のせいだって、小島監督は、いってるんですからね。続編がつくられんかったのは、彼のせいです。で、もっかい、やらかしたんですよ。10年も時間、あったのに!
Z.O.E
- 出版社/メーカー: コナミデジタルエンタテインメント
- 発売日: 2012/10/25
- メディア: Video Game
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「Z.O.E HD EDITION」がらみで、一連の小島監督(小島秀夫)の対処について、悪意を持って解釈いたします。こう見えるので、こう糾弾いたします… というのが、以下に書くお話です。
逆もあります。
どこまでも、善意に解釈することも出来ます。
でも、そんなことは出来ないのだー。
一部、ウィキペディアから流用しています。
2001年3月 ゲーム第1作『ZONE OF THE ENDERS Z.O.E』(ゾーン オブ エンダーズ、以下『Z.O.E』)発売
オリジナル ロボットゲームとして発売。キャラクタの描写にもポリゴンを使うなど、独特な演出。PS2で発売。メタルギア新作の体験版が入っていたり、ガンダムなどで活躍した西村誠芳が参加するなどしたが、セールスはふるわず、人気も得られなかった。結果、ディレクターが外される。小島チームの作成だが、小島監督はプロデュースのみ。
2003年2月 『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS』(アヌビス ゾーン オブ エンダーズ、以下 『ANUBIS』)発売2003年2月
一部に熱狂的なファンを持つようになった伝説的ゲーム。PS2とは思えない半透明描写、フレーム、多数のキャラクタ表示、合間に入る高水準のセルアニメ、印象的な音楽などが、革新的な一対多のロボットヒーローアクションを支え、その爽快感が話題に。
監督、脚本は村田周陽、通称ムラシュウが担当。
セールスはふるわなかった。
翌年にスペシャルエディション・スペシャルエディション限定版が発売された。
・2012年10月25日 『ZONE OF THE ENDERS HD EDITION』発売
PS3などに向け、リメイク。キャンペーンを仕掛け、おもちゃやプラモデルなども大々的に販売した。特別限定版あり。メタルギア新シリーズ体験版が収録。
処理オチが多く、PS2の爽快感が再現されていないこと、パッケージでうたわれているようなスペックが出ていないことが問題視され、amazonなどで酷評。新品でも45%引きで販売されるなど投げ売りされるようになった。
そして、2013年5月、小島監督のラジオ番組(実際にはpodcast)で処理オチに対してPS3でパッチを当てる処理をすること、改善したものを新たに販売すること、販売形態はHD editの2本収録ではなく、分売することが明らかになりました。
また、本件の責任をとって、ANUBIS2のチームは解散。ディレクターも外されることとなりました。
それ以外の要素
白黒とカラーでは白黒の方が読みやすいとか、日本には編集者がいるとかいったこともあげられます。
海外の漫画家はスピードが遅いか、早めに筆を折る方が多く(欧米の他、日本以外のアジアも)いるときいたことがありますが(伝聞です。出典なし。夏目氏が公演で似たようなことをおっしゃっていましたが記録をみたことはありません。)、これに日本独特の編集スタイルが貢献しているのではないかという話です。
あとは吹き出しの中に詰め込める情報量ですとか、生産量と淘汰による差などもあるでしょう。読みやすさについての蓄積がちがうわけです。
これで、すべて説明できるわけではありません。
まだまだ、いくつも要素が考えられるのですが、ひとまず、ここまで。
勘違いなどありましたら、ご指摘ください。
アメコミの読みづらさについて その向き
話題になってたので、考えてたことをまとめてみます。
劇場では上手下手というのがあります。
正しい者、主人公は大概、右から出てきます。
テレビや映画なんかもそうです。
宇宙戦艦ヤマトの出航シーンなんかが代表的。行くときは右から出てきて、左へ進みます。
これが、漫画をめくる向きといっしょなのですね。
読者は主人公といっしょに物語を進むので、物語の向きと読む向きがいっしょで読みやすくなります。
逆にアメコミやBDは左のコマから読むので、本能的な物語の進行方向と主人公の動きが逆になって、流れがぶつかって、読みづらくなると思います。
左のコマから読む漫画の場合、主人公を画面の右に置くと敵は左に来ます。そうすると、物語の方向にそってやってくる人物は敵で、主人公は待ち構える方になってしまいます。これだと、ちょっとちぐはぐな感じがします。
逆に、では、左から主人公が来るとしましょう。これは一見うまくいきそうなのですが、画面いっぱいに右向き顔(キャラクタの右耳が我々に見えている)ばかりが並んでなんだかこれも落ち着きません。それに主人公が上手(画面の右)から出てこなくなってしまいます。
でも、アメコミは基本、このスタイルなのです。
右向き顔が多いのが、なぜ不自然なのか。
右向き顔は描きにくいのです。
右利きの人が描く場合、手首を固定すると描きやすいのは左向きの顔(画面の左側を向いていて、右耳が我々に見える)です。
ストロークの問題でそっちの顔の方が描きやすいのです。
普通、似顔絵、キャラ画は、大概、左向きの顔でしょう。
これは、このストロークの問題が関係してきます。
世間には、左向き顔が大量にあふれていてそれが当たり前なのです。
日本漫画は右から左へ読むため、上手から自然と主人公を出しやすく、左向きの顔が多くても不自然ではありません(制作の効率も良いでしょう。)。
アメコミの場合は左から右へ読むため、物語の流れと、上手・下手の関係性がぶつかってしまいます。それでも、自然な流れにしようと右向き顔や、苦肉の策で正面顔を多くして、主人公を画面の左端・下手から出そうとしています(そのせいで生産効率が落ちているはずです。)。
下手から主人公が出てくる。
右向き顔がとても多い。
不自然なので、日本人は違和感を覚えるでしょう。
それが読みづらさにつながっている。
私はそのように考えています。
もうひとつ。
日本の漫画は開いたページを前提にしてデザインされています。ページがABCDと続いていたとしますと、
「AB」「CD」「EF」と構成されて、これは雑誌でも単行本でも揺るぎません。2ページで1枚の画面として構成されているのですね。
しかし、アメコミの場合は「AB」「C広告」「DE」となることがあります。1ページ=1枚と考えられ、それが右側に来るか左側に来るか決まっていないのです(見開きページが皆無と言うことではありません。ただし、日本にあるような右端のみへのタチキリ、左端のみへのタチキリというのはありません)。
比べれば、最初から一画面でまとめている日本漫画の方が読みやすいはずです。
柳家喬太郎 赤いへや
喬太郎師匠の創作落語アルバムに入っていた「赤いへや」を聞いて、おや? と思ったので、ネタバレしつつ内容を紹介。
金持ちたちが退屈している。
おおよその娯楽を味わい尽くし、もう何も楽しみがない。酒を飲んでもうまいと思わない。
どこか、我々を楽しませてくれるものが・・・。
金持ちたちは非毛氈を敷き詰めて赤に整えた部屋で、剣呑な話を続ける。退屈紛れに男を抱いてみたこともあったが、それも飽きた。
その金持ちの前で一席やった後、落語家はいう。
わかる と。
自分も食うには困らなかったがどうにも刺激がない。
刺激がないと言うんで、落語家になってみた。
修行は面白かったが、飽きたころに二つめと、また飽きたころにと昇進していまでは師匠と呼ばれるようになったが、やはり飽きた。
そんなある日、死に触れる機会があった。
事故にあった人にうっかりヤブ医者を教えてしまった。
そのせいでその人は死んでしまったが、罪に問われるわけではない。
なるほど と。
ある日、踏切を渡ろうとしている老女に声をかけた。「いそげ! あぶないぞ!」びくっとして、老女の脚が一瞬とまる。止まらなければ渡れたのだが・・・。
だが、わたしは急げ といったのだから罪には問われない。
あるときには、友人と海へ飛び込んだ。
どこに岩があるのか、私は知っていた。私が跳びこんだそのとなりにもあった。友人は何も知らず、いっしょに跳び込んだ。
そうして99の殺しを重ねてきた。
よしなよ師匠、酒がまずくなる。
まずくなる? あんたがたぁ、酒 おいしくないんでしょう。
ところでここに。おもちゃのピストルがありますが・・・。
オチまではいいませんが、おや と思うのが、まず赤い部屋。半村良の『石の血脈』もしくは今度、日本SF全集に入るはずのあの短編を思い出させます。赤い部屋で、同性ともやる なんてのが似てる。
可能性で殺すと言えば、海外に有名な探偵のラストエピソードがありますが、まあ、それはおいといても、海に飛び込むのは、これは江戸川乱歩でしょう。
全体の話は、ボケ防止のためにと、殺人の手伝いをさせられる老婆 という星新一の短編を思い出させます。
そこら辺、どうなのでしょう と、気になったので、詳しい方に説明を聞きたいところです。
同人誌
あけましておめでとうございます。
自転車の不調を発見して、どこにも行けなくなりました。島根は今ごろ雪が積もっているのではないでしょうか。
『氷雪の国6』
電気通信大学SF−Z会
これは夏に発売されていたもの。
ビッスンとベンフォードの翻訳が載っています。
ビッスン「About it」、ベンフォード「反影」。
既訳のものは邦題を乗せて欲しいです。
ビッスンはどうしても「熊が火を発見する」をほうふつとさせますが(ちょっと「マックたち」も)最後の一行がうまい。
ベンフォードはおっと。9.11は念頭にないと思いますがさて・・・。ニーブンの「無常の月」への返歌ですよな?
『円環の理』
大阪大学SF研究会
これも夏の本。
ループもの特集ですが、大森望編『ここがウィネトカ・・・』をチェックしていないとか、ガンパレが入っていないとかいろいろ言いたい隙があるところがステキ。
構成やレビューはものすごくしっかりしていて、読みやすい。
ああでも。
『タイムアクセル12:01』・・・。
『Flight』第二版
Kamonegi Swtichblade
内藤泰弘のオリジナル短編集なんだよ!
といったら、なかねさんが、内藤泰弘をご存知なかった。おおう、アメコミファンなら超チェックですよ。
サークル名のSwtichblade とか 『トライガン』のエピソードタイトル「ヒーローズリボーン」とか最近の漫画での、わー ベノムかカーネイジっぽいー でも、表紙だけで作中には出てこないー とか言えるようになりましょうぜ、同志よ。
パンダグラフ 大熊猫画報6
速水螺旋人氏の・・・うう、いつもの という以外の説明が出来ない。
千反田えるは考えている ver.121231
どじんち
中村博文の『氷菓』本のコピー誌ではないバージョン。
中村博文が雨に濡れた千反田えるを描いてくれたこの世界線にいられることに感謝を捧げたい。
残念ながら、かつ 当然ながら18禁ではないのだ・・・。
おばけちゃん
コヤマシゲト
ショーン・タンを見たあずまきよひこが絵本に挑戦したらこんな感じかもー みたいな感じの本で、好きです。そう、あずまきよひこガンダムを思い出させます。
8.5TOY BOX
ちょっとページ数が少ないんですが、軽音堂の臼井氏が画を描いているというので買ってきましたが、もっともっと量をー!!
(なにかしらえっちなもの)
(名を秘すがタマ姉である)
(コメントも差し控えるのだ)
バーサス・アンダースロー総集編
JEWEL BOX 2012
『ガンスリンガーガール』の相田裕による生徒会漫画総集編。
青春ド直球で、肩を痛めた野球少年の生徒会活動をスクリーントーンとかなしで、どーん と描きます。
同人誌なのに文化庁メディア芸術賞にノミネートされたとのこと。文化庁メディア芸術賞はほんとにすごい。
文化庁メディア芸術賞は表現にも規制にも、世界にも目が行き届いてる。どうやってあのバランスを保っているのか。仕組みが知りたい。
脱線しましたが、描線と話が気持ちいいのですよー。
野球じゃない大振みたいな。
ちほ
迷ってるウチに・・・。
ロケットラクーン初出誌 翻訳本
アメコミ向上委員会
マーヴルVSカプコン3にも出てたことで今後の活躍が期待される実写映画版にも出そうな、あの、ラクーン先生の翻訳本。ハルクが初出だったのですねー。
タケモトライフ #3,4
ネコライフ
竹本泉同人誌を見かけたのです。
スーパーナチュラル解説本
プラティパスネスト
無料配布。吹替が嫌で途中でやめたのでこれはありがたいと読んでみたら、その件に触れられてました。
あれが最後の悪夢かと思ったら、逆転裁判まで染められるとは思いませんでした。一生、佐久間ドロップを食べようとしたら白いすーすーした奴しか出てこない呪いにかかるが良いのです。
アステリズム
京都大学SF・幻想文学研究会
スティーブン・キングとピーター・ワッツの翻訳が収録されています。ワッツは「遊星上の諸存在」。原題と初出の表記は欲しかった。
栗山氏のコメントはちょっと意味が通りづらい。『伊藤計劃トリビュート』の再掲載ということだろうか。
CARSARH GEREULACR24
MINX
星界の紋章・戦旗同人誌ももう二四冊目。ゲーム、DVD付録までちゃんとフォローしているのと、イチャコラが延々続くのと、絵がきれいなので追いかけてます。
なのに昔はエロも描いたことがあるんだということを知りませんでした。
ひさびさにエロを描いたんですよー といわれて、SAO人気に驚愕した次第。どんなのかと思って買ってみたのであって、悪気は・・・。
TRAFFIC01(ポストカード付)
HIRONOX
が、買えなかったのよー。メカと美少女 と、こっそりベルゼルガ? べるぜるがー!!