ビブリオバトル

 
 好きな本を情熱を持って語る というのが、戦略として有利とは思えませんでした。
 かといって、一発ネタの本でもダメです。
 5分も持たないし、ネタを割ってしまうと、その場でウケはとれても、読んで欲しいと思わせることは出来ない。
 
 マーヴルには、「ホワッツイフ」という仮定世界のシリーズがあります。その中には、「もし、パニッシャーの奥さんや子供の死因がヒーローだったら?」とか「もし、日本に落ちた原爆がハルク型ガンマ線を出すタイプだったら?」とかがあります。
 ここら辺を検討してみましたが、やはり上記のような欠点があります。
 
 そこで、「進化」がテーマだというところに注目して、もう一度 再検討してみました。
 そのものずばりなアメコミがあるのを思い出しました。
 『2001年宇宙の旅』。
 アメコミの神様、キングとあだ名されるジャック・カービーが手がけた本です。