桜庭一樹
- 作者: 桜庭一樹
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2009/12/26
- メディア: 単行本
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読んでいると、あれも読まなきゃ、これも読まなきゃという気になってきて焦ってしまいます。
ぐおおおう。
新キャラ登場の巻 でもあるッス。
登場人物の中では、SFファン交流会に参加しているおかげで、SF班の人に心当たりがあって、その描写になるほど、ふむふむとうなずいてしまいます。朗々と周りに響くあの声。声。笑い声。
一番出てくるK島さんというのは、多分見たことがあるはずで。
というのは、桜庭一樹氏のトークショウみたいなのにSF、ミステリ両方面で2回ほど参加したからで。
どんな人物なのだろうなあ と悩むのでありました。
…。
電車で隣に座ってた人かしら。
カバーデザインは、なんと岩郷氏。おおう。さすがだ。
帯を見て、著者ペンネームの由来が、「桜がとても好きだから」と読めてしまったのですが、そうなのかどうなのかは闇の中。
たいへん愉快な本でした。
世の中には変な人がたくさんいるのだなあ。
おおそうだ。
聞きたかったことが。
ここでも、爆笑小説なのに日本に来るときにそれが抜け落ちてしまったということがいくつか例をあげて書かれているのですけど、ナボコフの『ロリータ』(映画含む)は町山氏が言うように爆笑ものなのですか。そうなのですか。リメイク映画で見ましたけど切なかったです。朝、出勤前に見たせいでひどかったです。