15×24

 読了。
 ふむー。
 
 現時点ではSF要素は皆無で、伝え聞くところによれば、今後もSFには転がらないそうな。
 キャラクター小説なので、きちんとしたラノベになってます。
 後半、ひとつの大きな謎が提示されますが、これはどうなるのかな。全員が一人称で語っているのですが、ミステリマニアとしては、やはりメンツの中に犯人がいて欲しいところ。
  
 以前、表紙にがっかりしたみたいなことを書いたのですが、これは1、2巻を見てもらえば分かるように、3巻以降の表紙の想像がついちゃうからです。
 
 意識して封印されているいつもの新城カズマ要素があって、蘊蓄であるとかSF要素とかそういったのは今回は無し。でも、読んでみるとやはり新城カズマであるようです。
 暗い過去設定の説明も封印していただけるとありがたいのですが、さて…。