柳下毅一郎

 ニール・ゲイマンジーン・ウルフを翻訳してくださった方。とてもとても感謝しております。
 ゲイマンのサイン会ではじめて、ちょっとだけお話しさせていただいて、そのあと成田空港ですれ違って(当然、氏は気がつかなかったでしょうけども)、ようやく、今回、お話する機会がやってきたのです。
 なので。
 なので。
 
 自分の彼女が、自分以外の人に触られるのは、それはもう大変な苦痛を伴うことだったのですけども、それでも氏とお話しできるならばと、私は差し出したのです。自分の彼女を。わかりますか。
 でもでも、柳下氏は『ケルベロス第五の首』を…。
 足を向けて寝られるものではなく…。