二段落ち

 そういえば池澤夏樹氏の編む海外長編シリーズの刊行が始まってましたね。SFもの視点では牧氏の本『世界文学ワンダーランド』で取り上げられていた本のほとんどが入手しやすくなるといううれしい流れ。
 
 しかし。

池澤夏樹にはエッセイや書評は面白いけど小説はつまらないというイメージがある。
以前に「夏の朝の成層圏」と「マシアス・ギリの失脚」を図書館で借りて読んで
みたけど、どちらもつまんなくて途中でやめてしまった。さらに、池澤春菜という
美貌の娘がいることへの嫉妬も手伝って、好きだけど買えない作家の1人だった。

2008-03-19 
 
 世の中にはいろいろな人がいる といいます。
 しかし、思ったほどには種類は多くないようです。