トリミング

 

ハヤカワ文庫の表紙というと、Stephan Martiniereさんの絵が多くて、汎用性が高いせいか、表紙と絵が日本版と本国版では違うものがついてたりしてて・・・。他の仕事で描いてた絵が別の仕事に回されることも結構あるみたいであまり感心しないのですが、日本でも画集が出てます。

 と、ツイッターで書きました。
 『ベガーズ・イン・スペイン』のことなどを言ってます。どうも、あれはベガーズ用の絵ではなかったものを使ったみたい(曖昧な表現で申し訳ない。調べましたが、確認できませんでした。プロバビリティや『太陽の中の太陽』は、多分、専用の絵が入ってます。)。
 早川の文庫は今、トールサイズなので、そのままでは寸法が合いませんから、上下にずらしたり、付け足したりみたいな加工もしてるみたい。かっこいいのですが・・・。
 
 長々と書きましたが、何が言いたいかというと、『エラスムスの迷宮』のカバーイラストであります。

エラスムスの迷宮 (ハヤカワ文庫SF)

エラスムスの迷宮 (ハヤカワ文庫SF)

 写真では分からないし、書店でもパッと見では分からないのですが、手に取ってみると、ピントが合ってないぼやけた絵になってます。
 何か、全然関係ない絵を持ってきて、引き延ばしたんじゃないかなー と、想像したのです。
 違うかも知れません。
 でも、なんか変な絵なんですよ・・・。