萌えの死角
萌えの死角 1 (ニチブンコミックス KAREN COMICS)
- 作者: 今市子
- 出版社/メーカー: 日本文芸社
- 発売日: 2011/08/31
- メディア: 文庫
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- 作者: 今市子
- 出版社/メーカー: 日本文芸社
- 発売日: 2008/12/27
- メディア: コミック
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気になることというのは、・・・ローマを舞台にした映画の話。悪役の人のほうが主人公である男の人を好きなんだけど、全然 わかって貰えないのでかわいさあまって、にくさ百倍になる という話。
そう見えちゃうのではなく、ちゃんと演技プランとして、悪役の人には実は、主人公を好きなんだというのがあった。でも、主人公にはそのことは伝えられていなかった。
・・・ので、ノンケとそれを慕う人に、ちゃんと見える。
ほう。
そのあと、X−MENを見に行ったのですが、マグニートーさまとエグゼビア教授との関係が、それを髣髴とさせる内容でして、ふむふむーと。
実際。
年末にアメコミ関連の本を、コミケに買いに行くと、資料系は少ししかなくて、X−MENふたりのいちゃこらを描くブースがその2〜3倍はあった と、いいます。
むー。
あ、でも、私にもマグニートーのらぶらぶ光線は見えました。
- 作者: 小隅黎,高林慧子,グラントキャリン
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1988/05
- メディア: 文庫
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ホワイティとバディルの仲のよさがどうも、そう見える という話がありまして、読み直してみたのですが、うーん、否定できないところはあるのですが、ちょっと違うかも。
詳しくは2巻を。
あと、この本のどこがそんなにいいのか という話もいただいたのですが、いくつかありますけど、そのひとつが「本物」がたくさん入ってるとこです。
凄腕宇宙船パイロット というものの描写が、ものすごーく、細かいんです。
ほかの人と比べて、こう。
とか
数字でいうと、こう。
とか、すごさの描写方法はいくつもあるのですが、そういう安易な方法ではなくて、パイロットがすることをみっちり書く事で表現してます。それが、また、真空だけ と思われがちな宇宙を濃密な空間に置き換えてるのです。
そういうのが、いいなあ と。
漫画でいうと『ダーク・ウィスパー』の海描写でしょうか。
あ、ジャンルとしては違うと思います。
もぐりものとして近いので、比較してみると、よい感じ。
もひとつ、本物の例を。
宇宙人が残していった地図を元に遺物を探し出すのが、この話なのですが、その地図がほんとに宇宙人が残していきそうな地図なのです。
ここが、ロマンなのです。
作者の力量と、本気の度あいと、そこから想像される先の展開・・・。わくわくしました。
2巻もどうぞ。
それにしても、なんという映画だったのかな。