氷と炎の歌

七王国の玉座〈上〉―氷と炎の歌〈1〉 (氷と炎の歌 (1))

七王国の玉座〈上〉―氷と炎の歌〈1〉 (氷と炎の歌 (1))

七王国の玉座〈1〉―氷と炎の歌〈1〉 (ハヤカワ文庫SF)

七王国の玉座〈1〉―氷と炎の歌〈1〉 (ハヤカワ文庫SF)

 改訂版がハードカバーで出るみたい。
 イラストも変わる・・・のかな。
 翻訳者が途中で変わって、ものすごくたたかれたという事件があったのです。
 あ、ウィキペディ兄ちゃんがまとめてる。

氷と炎の歌』シリーズの日本語訳は早川書房より刊行され、第1部『七王国の玉座』から第3部『剣嵐の大地』まで岡部宏之が翻訳していたが、第4部『乱鴉の饗宴』以降は岡部が高齢を理由に引退したため、酒井昭伸が担当することになった。2008年に酒井訳による第4部が発売されたが、登場人物名・用語が岡部訳から大幅に変更(例:「ケイトリン」→「キャトリン」、「ブリエンヌ」→「ブライエニー」、「ジェイム」→「ジェイミー」など他多数)されていた上に、対照表等も無かったことにより読者に混乱が生じ、早川書房へも問い合わせが殺到した。そのために7月30日に早川書房の『氷と炎の歌』日本語版公式HPに第4部の酒井による(訳者あとがき)と、早川書房の「訳語の変更は不可欠」とする説明文、8月8日に訳語対照表がそれぞれ掲載されるに至った。

 そんなことがあったのです。
 古くは、エルリックサーガのアリオッチ→アリオッホなど、この手の話はたくさんあるのでしょうけど、買いなおして読みたい! と思ってたのと、イラストが途中で変わっててなんかやだ! みたいなとこで、ぐるぐるしてたので、朗報。
 あとは、海の向こうではテレビドラマ版が大変、好調なようなので、きっと、そろそろ日本に入ってくるのでしょう。
 それにあわせての、表記変更版出版だと推察されます。
 ありがたい・・・。
 
 映画の『私がウォシャウスキー』というタイトルがどうも引っかかって・・・とか、スター・トレック宇宙大作戦での名前違いがどうにも気分が悪い とか、いろいろな経験がもれんもれんと吹き出てくるので、とてもありがたいのでした。
 
 イラストといえば。
 鈴木康士版が大変好みなので、統一していただけるのならとてもありがたい。
 んー、でも文庫版はどうするのだろう。
 鈴木康士の単独作品は日本では出てないのですが、海外でオリジナルコミックなどが出ています。

Purgatory Kabuki 1

Purgatory Kabuki 1

Goth's Cage

Goth's Cage

 
 画集も出ているのですが、残念なことに絶版で、ものすごーい高値がついてます。
 これを機会に日本でも画集を出していただきたい、早川書房さん!
 
The Art of Yasushi Suzuki

The Art of Yasushi Suzuki

 これです。
 
 『氷と炎の歌』の海外版イラスト集なんてのも出てます。
The Art of George R. R. Martin's a Song of Ice & Fire

The Art of George R. R. Martin's a Song of Ice & Fire

  • 作者: Fantasy Flight Games,George R. R. Martin,Zoe Robinson
  • 出版社/メーカー: Fantasy Flight Pub Inc
  • 発売日: 2011/04/12
  • メディア: ハードカバー
  • クリック: 5回
  • この商品を含むブログを見る
 2種類あって、どう違うのか不明ですが、私が持ってるのはこちら。
 素敵な絵が3割くらいと、あとは悪い意味で昔のD&Dのイラストみたいなのが入ってて、ちょっと悲しい。