スコット・ピルグリム
- 作者: ブライアン・リー・オマリー,石川裕人,御代しおり
- 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
- 発売日: 2010/12/10
- メディア: 単行本
- 購入: 10人 クリック: 133回
- この商品を含むブログ (51件) を見る
- 作者: ブライアン・リー・オマリー,石川裕人,御代しおり
- 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
- 発売日: 2011/03/30
- メディア: 単行本
- 購入: 7人 クリック: 41回
- この商品を含むブログ (23件) を見る
- 作者: ブライアン・リー・オマリー,石川裕人,御代しおり
- 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
- 発売日: 2011/04/30
- メディア: 単行本
- 購入: 7人 クリック: 26回
- この商品を含むブログ (24件) を見る
全3巻で完結の予定。
アメコミ・・・ではなくて、カナダのコミック。
『らんま1/2』とか大好き! 最近は『あずまんが大王』や『ベルセルク』がいいなあ・・・ という、作者の好みがそのままに現れたラブコメ・バトルもの。
『ハイスクール奇面組!』のラブコメ要素を強調して、カナダを舞台に小粋なトークをまぜて、超能力バトルを繰り広げたら、こんな感じかも という漫画で、独特の雰囲気を出してます。
絵は下手。
背景もキャラクタも多分、作者が全部、筆で描いてます。
ドラえもんが日常の生活に紛れ込んでても、誰もそれに突っ込まないように、超能力者がいるのにそれへのつっこみはなく、確かに日本漫画の系譜にあるな と思わせます。
擬音にもその影響が見て取れます。
「しーん」という日本漫画独特の表現が、翻訳されると「silence〜」となって、ヘンだ というのは知ってました。英訳版でそれを見た記憶もあるのですが、逆に海外コミックが翻訳されて、それに「silence〜」と描いてあると、変な気分が変な気分でウワガキされて、変な気分になります。
一見、迷走しているようでいて、実は、構成はしっかりしてて、読み応え有り。
絵だけすごくて中身がスカスカとか、ただの真似とか、そういうのとは全然違ってるカナダのMANGA。
カリフォルニアロールとか、そんなの。
主人公は無職で、バンドをやってる25歳。
最初は高校生(中国系)の女の子とつきあい始めてドキドキ の漫画だったのがいつの間にやらバトルものになりますが、そこら辺は 映画予告や、オビで分かっちゃうので、あまり驚きはないかも、です。
・・・あ、主人公が上記のようなステータスなのに、やたらもてるというのも、MANGAですねえ。
3巻が楽しみ。