超人ロック

超人ロック ニルヴァーナ (2) (ヤングキングコミックス)

超人ロック ニルヴァーナ (2) (ヤングキングコミックス)

 ネタバレで。
 
 開始時に作者が語っていたように、かなり大きな物語になってきました。
 連邦→帝国→連邦の第2連邦期でのエピソード。
 時期は不明ですが、星界の移動方法に違いが見られないことから、キャプテン・ニムバスの事件などよりは前の話かと推察されます。
 
 伝説の超人ロックを映像記録に残したいという映像作家の話から始まり、そこから徐々に銀河崩壊の序曲が聞こえてくるという構成。
 ふたたび、銀河文明には停滞が訪れ、連邦が足かせとなり人類は緩やかに死を迎えようとしていた。それに危機感を持ったグループがジオイド弾を復活させる というもの。
 懐かしいもののオンパレードで、ジオイド弾はともかく、Eバスター、さらにはニケの最終版まで出てきたのにはびっくり(…ネタバレだって書いておいたので、許して。)。
 3巻にはもう一回、え? そちらもひねるの? というようなエピソードがありますし、今回はもうさすがに危機の回避方法がないように見えるので、たいへんわくわくしておりますヨッ。
 
 
 1巻での話ですが、ラフノールの鏡の特性について、新たなサプライズがあったり、ほんとに造りがうまいですな。
 テレビアニメになったりしないかなー。
 
 
 
 んん? あら、表紙にニケが出てますね。