世界の中心で
マイマイ新子を見ずに年を越すんじゃねえ!──マイマイ新子と千年の魔法が凄すぎて号泣した - 基本読書
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そんなこと言ったかしら。言ったような気もします。
私は上映延長署名とかは別に…。
というか、うかつにそんなことをしないで欲しい。
せっかく
「『ウォッチメン』をお持ちでない? ほほう、それでSFファンを名乗ってらっしゃる? ふううん」とか
「ちょっと待ってください。その件について話すには先に『キリングジョーク』を読んでおく必要があるでしょう」
と自慢していい気になってたのに、復刊されてしまってショックだと。
友達が言ってました。
ぼちぼちいくつか秘密にしてたことを明かしますと…
『マイマイ新子と千年の魔法』というのは、実は子供向け映画だと思って見に行くと想像以上にダークでやられてしまう。しかも、いい気持ちになって帰れる映画であったり。
攻めと受けというか、守り? が何度か入れ替わる攻防を楽しむ百合ン百合ンな映画だったりするのですよ。
で、もう、アニメファンが泣いて喜ぶ映画なのです。
作画も背景も音楽も超のつく第一級レベルなんですが、割とそれが些末な…。いや、ちょっと違います。
これみよがしでなく、気持ちよく見るためのものになってる非常に抑制のきいた絶妙のバランス感覚で成り立ってる映画なのでありました。
とにかく、これほど売り方が下手で、この映画に向いてる人に全然、情報が届いてない映画は久々であります。
見たときから、どうやってこの映画を売るんだろうと思ってましたが、何も工夫がされてなかったッス。
映画館もダメで、上映時間が間違ってます。見に行きたい人が行けない時間帯にやってどうするのだ。
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わりと。
少女セクトとかが好きな人にオススメです。