SFセミナー2009

 後で編集の予定。
 
 
 池上永一シャングリ・ラ』アニメについて。
 大変つまらないです。そして、いつものGONZO作品に見えます。
 原作は読んでませんが、あの池上永一が書いて、大森望が評価した作品にはとても見えません。
 
 池上作品の魅力は、猥雑さ(下品で卑猥でとりとめのない内容…に見える)、波瀾万丈の展開、沖縄もしくは独特の魔術描写にあるはずですが、それが全く見られない。ここからは想像なのですが、文章にあったものをわかりやすく、きれいな映像に起こすことしかしなかったのではないでしょうか。
 特にネット描写のだささは群を抜いてます。
 凄腕ハッカーの描写、映像では難しいと思いますが…。
 
 そうそう。
 SFセミナーで、某氏と話したのを思い出しました。
 レーザーやビームでの攻撃が、光速で飛ぶ、もしくは目に見えない という描写がされた映像作品はないのでしょうか。アニメ版『敵は海賊』のCDS攻撃なんかは大変控えめで良かったし、実態弾のみの『ギャラクティカ』もステキでした。星界はどうだったかしら。