つまらないSF 100
アニメはともかくSFだったら「名作」と言われてる作品でつまらないのを100ぐらいは挙げられる自信はあるね - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)
うう。なぜ、誰も言及しないの。
つまらないものもあるかも知れないけれど、それより事実誤認が多いように思えて、いろいろ気になります。
まず、『夏への扉』(ハインライン)。他のハインラインの作品読んだら、これは下から数えたほうが早い作品だということがわかる。
それから『たったひとつの冴えたやりかた』(ティプトリー・ジュニア)。かっこいいのはタイトル(邦題)と作者名だけ。
ハインラインの作品にしては、ということかしら。
『…冴えたやりかた』については間違ってると思います。イラストも良かったのです。
『人間以上』(スタージョン)。なんかこういうSFが流行った時代があったのだなぁ、と感慨した。
『火星年代記』(ブラッドベリ)。彼の作品はハタチ過ぎるとちょっとどれを読んでも恥ずかしい。
『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』(ディック)。映画は面白かったんだけどね。だからタイトルで選ぶなって。
”感慨した。”。ううむ。私は生まれてこの方、感慨したことがありません。
『アンドロイドは…』は、私もそんなに面白いとは思いませんでした。
『2001年宇宙の旅』(クラーク)。まぁ氏の作品では一番有名ではありますが。
『エンダーのゲーム』(カード)。ひたすら読みやすいだけ。
映画は有名ですが、小説としてはむしろ、『幼年期の終り』が有名でしょう。
『エンダーのゲーム』は独特の訳文で、けして読みやすくはないです。
『ニューロマンサー』(ギブスン)。読みにくさがカルト小説になっているだけなのでは。
つまらなかったというのなら、同意見ですけど、SF文学史上の転換点になった作品というのは、否定できません。
SF作家 兼 ミステリ作家でしょう。象牙の塔や黒後家蜘蛛がありますものね。
『ソラリスの陽のもとに』(レム)。これってホラー小説だよね。
だいぶ中身を忘れましたが、『盗まれた街』『影が行く』などのSFホラーというジャンルはありますから、その指摘で何をおっしゃりたいのかが判然としません。それに、ソラリス学などSF分野ならではの表現があったと聞いています(←読んだはずですが、ここら辺、忘れました。)。
こういうのを”釣り”というのかしら とツッコミ恐怖に打ち震えながら、入力しました。
掲題作品の中、読んでいないものもありますので、いろいろご指摘いただければ幸い。
…それとも、愛・蔵太氏の文章ではなくて、どこかで拾ってきた文章なのかしら。このブログ独特の読み方があるとか、そういうことなのでしょうか。