復刊！ ディファレンス・エンジン

ディファレンス・エンジン〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

ディファレンス・エンジン〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)

　やー、遂に復刊ですよ。本屋さんに並んでましたよ。さっき見ました。こう、『らきすた』がどさー、の『俺の妹が…』どさーの中にぽつんと。
　スチームパンクの代表作。
　良いものはきちんと復刊されるというのは、ほんとのことだったのです。
　
　……。ぼくは面白さが分からなかったんですが。
　そんなわけで、若人の感想を楽しみに待っているのです。上巻の中盤で投げ出しているんです。女性がスパイのまねごとしてたり、気弱な紳士が投資だか賭を持ちかけられたことを何となく覚えてます。
　
　ほいでー。
　海外ＳＦ売り出す弾が少なかったのか知らんけれども！　エーリアン・スピードハイウェイとか電脳都市とかダンジョンがどうとやらとか、微妙なもんばかり出してー、もうー！　許せん、角川！　クラークの本はちゃんと出したのか。ドラゴンランスのあとでワクワクして手に取った本のイラストがあれで、ほんとに傷ついだんだぞっ！　そのくせ、フィズバンを思わせぶりに出したりして、もうー！　もうー！
　ＳＦマガジンもひどいッスよ。何が目の付け所はいいだ。誰だあの紹介は。巽氏か。
　
　…はあ。はあ。
　
　ともあれ、復刊、おめでとうございます。
　
　上の表示だと見えませんが、ブルース・スターリングのことを忘れないでやってください。
　
　そういえば、この前、レゴブロックで作ったディファレンス・エンジンをどこかで見た気がします。