二段オチ

『ヤング・シャーロック ピラミッドの謎』が、それで、実はこれはカーから来ているのではないか というのが、私の新説で、そこからさらに『ヤング・インディ』と来た。そしてそれがいまになって『ヤング島耕作』になってしまったというのが私の珍説です。

 先日、こんなことを書いたばかりなのですが、作家の瀬名氏のブログによると
http://senahideaki.cocolog-nifty.com/book/2008/06/the_tripods_att.html

友達もいない16歳の孤児ギルバート・チェスタトンは、世紀末のロンドンでつまらない丁稚奉公に明け暮れる毎日。ところがある夜、奇妙な光が空に満ち、巨大な彗星が町外れに墜ちた。ギルバートは新聞社に雇われて、この奇怪な現象を解明するため奔走を始める。こいつは無害な自然現象なのか、それとも人類がはじめて体験するエイリアンの襲撃なのか?

16歳のチェスタトンに萌える人がこの世の中にいるのでしょうか。しかもこれ、ヤング・チェスタトン・クロニクルの第一弾だそうで、シリーズ化されるんですか?

 ということで、チェスタトンの若き日の冒険を描く、ヤング・チェスタトンですよ。
 ・・・ポッチャリしてるのかしら。
 ブラウン神父のトレードマークの傘に関するエピソードとか初めての失恋を書いたエピソードとかあるんでしょうか。
 
 数年前、ホームズの版権が切れた記憶がありますから、ブラウンもぼちぼち切れたと思われます。
 もうちょっと早ければ、オーギュスト・デュパンみたいに『リーグ・オブ・エクストラ・オーディナリー・ジェントルメン』に出れたかもしれないのに、残念。
 
 
 チェスタトンの『正統とは何か』、高いですなあ。
 こないだブラウン神父を読み直したんですが、だいぶ読みづらいです。
 
 さて、この調子でくると、いずれ、ヤング・ポワロやヤング・マープルが出てくるのは想像に難くないのですが、前者はともかく、後者はちょっと・・・。
 
 そして、私なら、ヤング・隅の老人を書くね。