クリスティ・ハイテンション

クリスティ・ハイテンション 2 (MFコミックス)

　姪の視点から描いたホームズ。
　どこかで誰かが書いていましたが、わたしもソア橋と吸血鬼の事件はセットで考える癖があるので、１,２巻でここを押さえに来てるのはうまいと思います。
　　
　ネタばれしないと感想がかけないのですが･･･。
　
　うーん。
　書きましょう。
　新谷かおる原作で、奥さんが描いている吸血鬼漫画（実はＳＦ。）が同時に発売されています。
　これが本作と並べられて発売されていたので、てっきりリンクするのだろうと思ってました。
　ところが、そうではなくて、まったく別の吸血鬼漫画とリンクしていて、主人公も吸血鬼から能力をさずかるのでした。
　びっくり。
　
　ホームズものは、純粋にミステリものかというと、そうではなく、ジキル博士とハイド氏に近い、ＳＦともミステリともつかないものがあります。昨今のムーブメントを考えると、こういう展開もさほど意外とはいえない。
　のですが、それでも、驚きました。うーん、こう来るのか。
　
　同時収録は「踊る人形暗号」。
　ホームズモノを一度読んだ人でもなかなか楽しめる漫画になってます。