ジョジョの奇妙な冒険

The Book 〜jojo's bizarre adventure 4th another day〜

The Book 〜jojo's bizarre adventure 4th another day〜

 1500円。
 ハードカバーで、小説ですが、何処に行ってもビニルにパウチされた形で販売されてました。
 中身はきっちり書き込まれていて、2段組ではないものの、ハードカバーの書籍としては標準的な構成。きっちり文章が詰まってます。
 イラストは書き下ろしのみ。
 ただし、デザインによるものか、大きな絵は入っていません。
 
 以前、読んだ読むジャンプ版は、まるまる削除され、完全新作となっています。
 中身はジョジョ乙一。きちんと親和しています。
 
 言い回しはきちんとジョジョで、杜王町の独特のあの雰囲気もていねいに文章化されてるところに感心しました。有名作家がノベライズを手がけるというのは、内外問わず珍しくないのですが、これはそれらのなかでもかなりの高水準にあります。
 
 ジョジョの中でも第4部が最も好きな自分にとって、幸福な一冊でした。
 
 そうそう。広瀬の視点というか、文章の表現がなかなか興味深いものになってました。あれは、ちょっと珍しい。
  帝国編。
 ロックの超人ぶりがいかんなく発揮される、久々のバトル・メインエピソード。
 それにしてはゲートがあるのが不思議。
  いつもの。
 10年ぶりの続編とかが収録されていますが、全然そうは思えません。
 
ルプ・さらだ (バーズコミックスデラックス)

ルプ・さらだ (バーズコミックスデラックス)

 るぷ☆きゅーぶでしたか。あれも再販されるそうで、たぶん、そのタイミングでの復刊です。
 ダイオードだかシリコン・・・多分、シリコンの純度を高めるために全体を溶かして斜めにして不純物を片方に寄せて、その作業を繰り返すことで、どんどん純度を高めていく手法があったと記憶しています。テンナインとかなんとかはこの手法で作った物質の純度を示す言葉で(以下略)。
 うちの本棚でははみ出たものはどんどん処分されるというルールがあります。
 竹本泉は再販ものもあとがきや表紙が変わってるので必ず、つど購入というルールもあります。
 このふたつのルールのせいで、本棚の竹本純度が限りなく100パーセントに近づいていきます。