ハードカバーと文庫

 SF編集者の話では、ハードカバーと文庫の話題が。
 『おかあさんは赤毛のアンが好き』かなにかでハードカバーと文庫をセットで売ってくれれば良いのに、という話題があって、私はこれを思い出しながら聞いておりました。
 
 ケリー・リンクはハード・カバー版になったので図書館で借りて読んでたのですが、やはり読書にハードカバーは不便なのです。豪華箱入り文庫とかで値段を上げて、そのあと、通常版とかにしたりできないかとかむにゅむにゅ考える。ミステリ作家の森氏が文庫とハードカバーを同時に出せばいいじゃんと言ってましたが…。スティーブン・キングなどではそういうのがありますが、そこまで売れてない作家でハードカバーと文庫の同時出版という、前例はないのかしら。
 
 なお、『風と炎の歌』は、ご多分に漏れず、文庫で買いなおした口です。
 あれは、持ち運びの利便性もありますが、表紙がねえ。文庫の方が良いと思うのです。