プレステージ

 やや、ネタバレ気味に。
 
 傑作だと思います。
 2時間を越える長丁場で、原作を読んだ後だったにもかかわらず、ドキドキしながら見ることが出来ました。
 『メメント』の監督が撮った映画で、序盤「この映画の結末は誰にも話さないでください」といった趣旨のメッセージが出ることから、仕掛けのある映画であることは誰にでもわかります。そして、その部分のクオリティは高い・・・のですが、それだけの映画でなく、役者と画面が大変わたし好みで満喫させていただきました。
 本作は19世紀末から20世紀初頭のイギリスとアメリカが舞台。あの独特の雰囲気がハリウッドマネーで存分に再現されていますし、舞台や、ほにゃららを受け取るシーンの美しさは、とても印象深いものでした。
 
 さて。
 ここからネタバレ気味に・・・。
 と、その前に一休み。