今ひとたびの生

 なるほど、これが竹本泉の言ってたニュー・シルヴァーバーグなのですね。
 じゃあ、ニュー・ポールってのは、その2番煎じなのかしら?
 人格・記憶の記録とダウンロードが可能になった世界で、自身の人格にさまざまな知性をダウンロードさせる人々を描いたもの。この前読んだ『変身』を思いっきりSF方面にシフトさせた話。もうちょっと軽めにすると『重力が衰えるとき』になる・・・と思います。
 ああ、この流れがイーガンまでつながってるのかも。