X-MEN

 ファイナル・・・ というのは、邦題なんですね。原題がラストスタンド
 監督が代わって、不安視されていたX−MENですが、期待してなかったせいか、面白く見れました。お話はX−MENシリーズの中でも有名なダーク・フェニックス・サーガを基本にしたもの。
 これに、ミュータントを人間にしてしまう薬、キュアの登場を絡めたものが、今回のお話。
 構造的に見ると、どっちつかずで、グダグダなプロットなんですが、あの『カリオストロの城』がプロットだけ取り出したらいびつなのに、演出と勢いで名作になったように、とにかく画面の説得力はすごいのひとこと。
 それぞれのミュータントに、その能力を生かした見せ場を用意しているため、あきさせません。
 マルチプルマンの使い方には、なるほどなあと思うし、アイスマンのラストは原作ファンならにやりとすることでしょう。
 
 たとえでなく、全宇宙を震撼させた(と記憶してる)フェニックス・サーガがずいぶん、ちんまりした内容になってしまったとか、ローグがどんどん可愛くなくなってるとか、いろいろ問題はありますが、あれはあれでいいんじゃないでしょうか。
 
 サイク?
 ま、原作でもあんな扱いですし、彼はあれでいいんです(大好きなキャラクターです。)。
 ケーブル、X−MANなどもあるので、いずれもうひと働きしてくれることでしょう。
 
 
 1、2に比べてそれほど劣る出来ではありません。
 
 大切なポイントとしては、ミスティークが美人(絶望したときの表情がステキ)。
 キティが可愛すぎる。
 これに尽きるでしょう。
 いや、キティはなんであんなにかわいいんでしょうね。
 妙な自信などつけず、ぜひ、そのままの純心・うぶ・気弱なあなたでいてください。
 
 と、友達が言ってました。
 
 でも、ほんとにかわいいんです。
 
 
 
 
 『スーパーマン・リターンズ』『X−MEN』とも続編が決まったみたいですね。後者はまず、スピンオフからのようです。出自を扱った映画になるということはオリジナル性が高そう。
 ジュビリー、オメガレッド、マツオ・ツラヤバの活躍を期待します。
 
 
 
 
 そうそう、X−MENは俳優のギャラで大変なことになってますね。
 そんな状態を知ってて、心苦しいのですが、サイロックには、アンジェリーナ・ジョリーだと思うんだ・・・・・・。
 日本人で、サイロックが出来る人、いないですよねえ。