アストロシティ
アストロシティ:コンフェッション (JIVE AMERICAN COMICSシリーズ)
- 作者: Kurt Busiek,Brent E.Anderson,秋友克也
- 出版社/メーカー: ジャイブ
- 発売日: 2005/03/14
- メディア: コミック
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通常のアメコミと違うのはヒーローが存在する世界での市民の生活にスポットをあてていること。
さて、前作がアストロシティという世界の紹介と、スーパーマン(この世界における)の物語であったのに対し、本作はバットマン(この世界での)と弟子であるロビンの物語となっています。正直、前作はいまいち乗り切れないとこがありましたが本作はほぼ1冊丸々使って、じっくりとひとつの物語を語っているおかげで、楽しむことが出来ました。
それにしても、あのラスト・・・・。
バットマンよりぜひ、こちらを映像化していただきたい。
付記。前作で感じた違和感はアストロシティという描き方・手法・設定が私が読んだ時点ではさほど新鮮味のあるものではなかったから というのもあるでしょう。当時は斬新だったんでしょうが、今ではごくありふれた手法になってしまったのです(本家は本作、もしくは例の絶版小説『悩みのスーパーヒーロー』。)。
何も知らないままそのとき、よめたひとは幸せですね。