ホッグ連続殺人
- 作者: ウィリアム・L.デアンドリア,William L. DeAndrea,真崎義博
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2005/01/01
- メディア: 文庫
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こうだったと記憶してます。
「プロたちがうなずいた作 北村薫」
『ミステリ十二か月』のp.96にも確かにそのようにあり、北村薫は納得できない点があるものの優れた作品であると評価しなおした、としています。
しかし同書のp.263では
「あとひとつ、本格にも重点を置きながら、何がいいかと聞いてみたら、みんな口をそろえて『ホッグ〜』だというんで。「ホッグかよ」と言いながら読み返して・・・・まあそんなに激しい憎悪を浴びせるもんでもないかなと思って(笑)。プロたちがうなずく作品といううことで。」
苦労してほめている感じがほほえましいです。
でも、それを帯に使ってしまうとその苦しさばかりが前面に出されてきて、思わず笑みがこぼれてしまいます。