内田
という名のミステリ作家がいるのです。パソコン探偵ゼニガタと処女作しか読んでないのですが、ひょっとして激しく作者の作風から離れたものばかり読んでるのではないかと不安にかられる今日このごろン。
ゼニガタはあるミステリ・アンソロジーで見かけたのでしたが、そこには
肩を壊したピッチャーの話が載ってまして(盛大なネタバレですが、たぶん、ここを読んでる人のうち一人も読んだことないだろうし読まないだろうと思います。)、なんとも後味の悪い思いをいだいたのです。
さて。
コンビニに並ぶ廉価版『あぶさん』にも高校で肩を壊した実在のピッチャーについての話が載ってまして、大変興味深く読みました。あ、漫画本編でなくて、中のコラムですよ。
いやもう壮絶といってよい過酷な現実。
高校生ピッチャーはそこまでして投げなければいかんのか。いや、悲劇の主人公たる自分に酔ってたならともかく・・・・。彼らの周りにはふだれもいなかったのかなあ。
監督らがその後どうしたのかも気になります。
ずっと背負っていくんでしょうか。