絶滅した動物さんたち

のことを書いた本を読んでおります。
 ロバート・シルヴァーバーグさんの本。
 この人の本、考えてみましたらいままで読んだことがなかったのでした。
 でも名前を聞く割には翻訳本が少ない印象であります。

 絶滅した動物さんたちはたいがい、動きが鈍くておいしかったりするので、読んでておなかが減ってきました。
 なかでも、ペンギンさんがおいしそう。
 ペンギンはもともと北半球にいた鳥さんのことだそうです。南半球にいったらそこに似たような鳥がいたので、南ペンギンと名づけた、が北半球のもともとのペンギンさんはよたよた歩く上、おいしかったので絶滅。一方、南半球のもよたよた歩くのですが、実はあまりおいしくないので生き延びて今に至るのだとか。
 人間が絶滅させた動物の話なので、サーベルタイガーさんは出てきません。
 ただ、出てくると思ってたスープーシャンがまだ出てこない。どーこーだー。

 読んでて、どうしても藤子先生を思い出してしまいます。
 ドラえもんのなかに、この本を踏襲したと思われるエピソードが一本入ってます。

 そういえば、『ロビンソン・クルーソー』や『2年間の休暇』に出てくるウミガメは実においしそうでした。どこかで手軽に食べられないものか。