『The Claus Effect』

 カナダのSFである。
 カナダの権威あるSF賞であるオーロラ賞を受賞している。
 SFオンラインに山岸真氏の解説を文章化したものが載っているので、そこだけそのまま抜き出してみる。

実は悪の精霊であるサンタ・クロースが、世界を滅ぼすため、トナカイの橇に飛び乗って北極海に向かう。サンタに呼び寄せられ氷原に浮上した各国の源潜。身の丈8mにもおよぼうかというサンタは、その原潜を一撃で……」

 原潜を! 一撃で!
 ぐーぐるさんの翻訳機能でなんとなく分かったとこではエイミーちゃんなるヒロインがさらわれて来て、サンタのおもちゃ工場で働かされてたり、実はそこでは兵器が製造されてて、米国から大量のドルが支払われてたりするらしいです。
 あと、銃器の描写とかが非常に良くできているらしい。
 なんてこと。

 読みた過ぎます。
 きっと「前方にサンタを確認。」「撃てー!!」「やったか?」「て、敵はまったくの無傷です」みたいな展開とか
 「何がおもちゃ工場だ! やつは、やつはこんなものを隠し持っていたのか。」みたいな展開があるに違いないですよ!