心霊カメラ ~憑いてる手帳~

 テクモの有名なシリーズ『零』の最新作・・・なのかな?
 や、外伝ですな。
 でも、菊地啓介氏の作品です。
 買ってきました。
 
 「私」(プレイヤー)の元に、謎の手紙が届く。
 中には本のような日記のようなものが入っている。
 開くとその世界にとりこまれ・・・というもの。
 
 AR技術、カメラ、ジャイロなど3DSならではの機能を使ってます。
 なるほど、こう使うのかー。
 自分を撮影して、自分がその世界に取り込まれていることを強調したりしてます。
 
 カメラで敵を迎撃するのは変わらないのですが・・・
 うーん。
 
 アトラクション的な、遊園地的な面白さに特化してて、ちっとも怖くないのです。
 操作性から来る問題で、外で遊んだり、寝転んで遊んだり出来ないのも問題です。
 
 届いた本に、カメラを向けるとふわーっと、幽霊やら何やらが浮かび上がるAR技術は面白いのですけど、逆に作り物めいてしまうし、周りが明るいとなんだか、間が抜けてしまいます。
 
 迫り来る敵は、自分の周囲を回り込んでくるので、DSを構えながら、ぐるぐるいろんな向きを向いたり、持ち上げたりしなきゃいかんのですが、これも座ったままだと結構大変。
 で、立ってやるしかない。
 椅子でもいいかな。
 でも、人には見せられない間抜けな姿なのですよー。
 
 相棒になる少女もいっしょに本の中から出てくるので、AR技術で部屋の中に立ってくれるのですが・・・これが、また・・・。こんな部屋でごめん・・・みたいな気持ちが先に立ってしまって、冷静でいられない。美少女が立つのにふさわしい部屋ではなくて、ごめん・・・。
 あと、3DSをいくら傾けても下や上からのぞき込むことは出来ません。
 ああ・・・。
 
 自分の部屋の散らかり具合を3DSの画面で確認しながら、遊ぶというのは、あれです。ニマニマしながら、ゲームを遊んでたら、画面が暗転して鏡になってしまった3DSモニタに自分の顔が映ってて、ショックを受けるというラブプラスのあれを思い出させます、と 友達が言ってました。