エンジェルウォーズ ネタバレしつつ

 エンジェルウォーズ、見てきました。
 
 家族を殺した容疑で、精神病院送りになった少女。
 少女は、仲間と脱出を試みるが・・・
 
 ・・・少女か?
 
 こんな話だったのか というところが、1番 意外で楽しかったんですが、そこを説明しちゃうと魅力が損なわれるし、そこを語らないわけにはいかないし。ああう。
 トレイラーなどであがってるセーラー服姿の少女が、おっきな怪物を剣や銃で次々と倒していくというのが、この映画のキモなんですが、実はそこはあまり感心しなかったし、退屈だったのであります。
 意外とメリハリがないのです。
 画面も見てて疲れるし。
 それに、トレイラーにあがってるのを見ちゃうと、あまり残ってるものもない。
 
 ゲームのムービーシーンを見てるようなものなんです。
 それはそれで大好物なのですけど、備え付けのパワーやシチュエーションで勝ち進んでいくだけでして、ピンチを勇気とかアイディアで大逆転てのがないのです。なので、派手な割に、途中で飽きちゃう。
 
 
 でもでも、本音を言うと1番の問題なのはそこではないのです。
 ヒロインの外見が全然全く、これっぽっちも魅力的ではないちゅとこなのです。
 あの金髪。ばさばさのまつげ。あの顔。
 セーラー服で絶対領域も、装備して、パンツも見放題だし、おへそも見えるのですが、ちっとも嬉しくない。ちがうのよー、ザック先生〜。
 
 というと、海の人とかが
「そりゃあ、えんじくんは、ロリコンだしねえ」などと聞き捨てならないことをぬかしやがるのですが、そうではないのです。
 そうではないのじゃよー。
 えとですね、ビッチとセーラー服美少女バトルは、並び立たんのです。
 それは、スケバン刑事とか、ブラッド ザ ラスト ヴァンパイアとか、そういうので成立するものなんですー。
 そこが、ザック先生には分かってないんですー。
 
 あとは、お色気とばかばかしさと格好良さでは、もうベヨネッタがあるんです。
 それ以降にしては、ちょっとまだ、いろいろ足りてないのです。
 分かって頂けましたか?