シャーロッキアン！

シャーロッキアン！(1) (アクションコミックス)

　シャーロッキアンが出てくる物語はいくつかありますが、どれもシャーロッキアンならではという活躍や解決方法を提示してくれないのが不満でした。代表的なところでは『ゴルゴ１３』に出てくるシャーロッキアン。コロンボにも出てきてたはず。
　本作は、シャーロッキアンである大学教授と女子大生が日常の些細な謎をシャーロックホームズのエピソードに絡めて解いていく　というもの。新聞記者がどんな難問も料理で解決するのと同じようなもので、このコンビがいろいろな事件を解決していきます。
　
　ちゃんと小林 司＆東山 あかねの本が出てきたり、作中に出てきた警部たちの外観が絵付きで出てきたりと、シャーロッキアンが読んでも、納得のマニアックな内容。ちゃんとしてます。
　それでいて、ホームズの名前くらいしか知らない人が読んでも楽しめる内容になってます。
　
　
　なかなかの掘り出し物でした。
　

クリスティ・ハイテンション ６ (MFコミックス)

　こちらも、ホームズもの。
　今回の趣向は、語られざる事件の裏側を探るというもの。ワトスンが発表を控えた事件というのがいくつかあるのですが、その中から「悪名高いカナリヤ調教師ウイルソンの逮捕」が描かれています。

　
　
　半年くらい、千葉県にいることになりそうです。