本の雑誌

 最新号。

本の雑誌 322号

本の雑誌 322号

 
 うわ。
 と、思ったのが山岸真氏のSF紹介。
 そのシリーズは読んでなかったのですが、検討中ではあったのです。なので、知ってはいけないことを知ってしまった気がします。
 
 池澤春菜氏の連載は、web版からの目次タイトルでもわかるように、アレ。
 てっきりcoco氏の影響かと思ったら献本だそうな。
 ううむ。うらやましい。
 ところで、書名を『』でなく「」と書くのは、分かりづらくて困る。短編か何かと勘違いしてしまう。前からこの表記だったかしら。それともマックを新機種に変更したからかしら。不具合が多いようなことをおっしゃってましたな。
 
 鏡明氏は、浅倉氏についての文章。
 なるほど。
 そういえば、最近、早川SF文庫を手に取ることが減ったのですが、「浅倉氏が翻訳した」もしくはするような小説が減ったからではないかしらと、思ったりしました。他社から出てたええと、『ゴーストなんかこわくない』などは買ってましたもの。
 最近、『SF20世紀』の1970年版を読んでいるのですが、「接続された女」は浅倉訳なんですね。いやあ、すっげえスよ。さりげなくすごすぎる。
 むむ。
 広告が「ジャンルフィクション」になってる。
 
 円城氏の紹介は今回も面白い。そんな本があったのか。
 
 げげ、と思ったのが編者あとがき。
 その後に、作者が評者を弾劾する(大げさな表現かも)ページを楽しく読んだのですが、それも実は、再来月号の布石だったのです。
 いや、先月、mixiかこちらで、『本の雑誌』の特集が如何につまらなかったかということを、そりゃあもう、徹底的に書いたあげく・・・・・・。
 ・・・。
 ・・・。
 ともあれ、楽しそうな特集なので、楽しみであります。