柳生大戦争

 てっきり、スーパーロボット大戦みたいなのかと思ったらそうでもなく。
 例によって
 
 柳生
 朝鮮
 妖術
 
 で、なんでもあり。
 今までは割と控えめでしたが、本作になっていよいよ、「俺の考えた柳生はどうよ」に歯止めがかからなくなり、ひどいことになってます。この作者でいうひどいこと ですが。
 あと、小泉八雲のあれが変形して出てきますが、まさか、まさか…。

 そして、例によって、朝鮮の人にものすごく怒られそうな内容になってます。
 あうあう。
 
 この作家の本は、わたしにとっては、これで三冊目ですが、いまのところ『十兵衛両断』が最高峰にあると思えます。