Q.E.D. 証明終了

 表記の仕方に揺らぎがあるのですが、はてなではフォローがなくて残念。
 
 『Q.E.D. 証明終了』。
 青春ミステリものという方向で語り直し、きちんと狙ったところに着地してました。恥ずかしい というか あまずっぱい ですぞ。
 原作付きですから、いろいろ文句もありまして、トウマくんの英語の発音ですとか、そういったところにディティールに気を配って説得力を増して欲しかったとか。
 原作のすぱっと切り落としてしまうような切れ味が欲しかったとか。
 そのような文句があるのでございます。
 
 あとは、瞳にはいるハイライト。ぱかぱか入ってくるのですが、ああいうのが、悪い意味で漫画っぽくて興ざめでして。不快を通りこして、気分が悪くなってきました。ヒロインの目にえぶりたいむ、くまなく入ってるのです。
 
 やたらクイーンが出てたのは、高評価よ!
 
 
 思ったほどには、この漫画とテレビドラマの親和性が良くなかったのかな と感じました。ドラマの出来の問題ではなくて、お金がかかりすぎそうなエピソードが多い とか、漫画でしか成り立たないような話が多いとか さまざまな理由があるのです。『逆転裁判』を宝塚で舞台にしたそうですが、なるほどそういうのの方が良いかも知れません。
 
 
 
 どれか1本だけ見るのなら、3話がオススメです。
 
 そして、感想を見て回ったらみんな、こう言ってました。
 「通して見ると、悪くなかったよ」「わりとよかった」
 私もそんな感じです。
 最終話も、原作ファンなら3つの話がうまくアレンジされて融合されたことに感心するかも。かも…。
 
 BGMは、とても良い仕事をしてました。