スーパーマン・リターンズ
久々に見ました。
映画スーパーマンの続編にしてリメイクです。
この映画は好きで、映画館で見て、自宅でも何度かDVDで見てます。
ちょうど、9.11事件が起きたときにスーパーマンは不在だった ということが強調されてますが、ブッシュ政権のそれは描かれていません。
神様と、ユダヤが生んだそれであること。父と子の話であること。正義とアメリカの話であること などがいろいろ頭の中を巡るのですが、それでもジョン・ウィリアムズの曲かかるとそれだけで、スーパーマンであることに全部が取り込まれていきます。
吹き替えは、DVD版と同じで素敵でした。
ささきいさおとは違いますが、骨太でかつ品のある声。脇役陣も完璧。
スーパーマンの父の名は、ジョ=ーエル。養父の名が、ジョナサン・ケント。
本人がクラーク・ジョセフ・ケント。
ジェイソン という名も、Jで始まるわけですから、視聴者側としては疑わざるを得ないのですが、ここの気の持たせ方がうまいですな。
承太郎もしくはジョージだったら、疑問の余地はなかったのですが。
この映画が、結局 リセットされるのか、続編が作られるのか分かりませんが、これはこれで楽しい映画でした。
話の進行上、無理のないシーンがカットされてました。本筋から見れば邪魔なのですが、可愛いシーンばかりだったため、ちょっともったいない。スポーツ欄! のシーンも多分カットされているんですが、すごいですな。秒単位でかんなをかけるようにして削ってある。
トリビアをひとつ。
「弾よりも速く、力は機関車よりも強く、高いビルもひとっ飛び!」。昔のスーパーマンは空を飛べませんでした。が、ジャンプ力がすごかった。なので、「ひとっ飛び!」なのです。