補足
こっそり改訂されています。
一言くらいコメントを残して欲しいです。なんだか、ずるいぞ。
こちらが古い方。
主人公は富豪でスーパーヒーローという、いわば勝ち組。一方『ウォンテッド』の主人公はさえないサラリーマンで、ある日突然、アンジェリーナ・ジョリー演じる殺し屋の一族だと分かる。
こちらが今の文章。
主人公は富豪でスーパーヒーローという、いわば勝ち組。一方、同じアメコミ原作でも『ウォンテッド』の主人公はさえないサラリーマンで、ある日突然、アンジェリーナ・ジョリー演じる殺し屋の一族だと分かる。
ほかにも何カ所か文章が変えられているように思いますが、検証できませんでした。
格差社会云々の話が、出ていますが、これは町山氏のコメントから分かりやすく、都合のいいところだけ取り出したように思えます。
アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない (Bunshun Paperbacks)
- 作者: 町山智浩
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ともかく、この渡辺圭という人はいかがわしすぎる というのが、わたしの認識。
もうひとつ。
邦画全体では10本以上が“20億円超え”している。対して洋画で20億円を超えたのは「ライラの冒険」「ナルニア国物語第2章」「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」「ウォンテッド」などの7本だけでアメコミ原作は「ウォンテッド」のみだ。
洋画は続編か、すでに続編制作が決まっているモノしか20億円越えをしてない。唯一の例外が、『ウォンテッド』というアメコミ映画で、これはたいへんな健闘といえるでしょう。つまり、マーケティングの力ではなく、作品そのものの知名度でしか、売れていない。
邦画に比べ、洋画のスタッフが劣るのか、テレビとうまくタッグを組める邦画が強くなりすぎたのか。
わたしとしては、洋画の担当者が無能だといいたいところ。その証拠に、有名俳優を声優に起用するなどのいいかげんで、安直な手法ばかりとって、どんどん洋画を駄目にしてる! と言いたい…のですが、それにしては『ウォンテッド』の売上が良かったのです。この説には無理があるのでしょうか。
これが、良い手だとしたら、ファンとしては悲しい。