転売屋への抵抗ゲーム
先日お話ししたターンエーガンダムの初期デザイン ガレージキットを作った東海林氏(僕らにとってはフリクリのカンチや、宇宙の戦士の機動歩兵の原型師)が、転売屋に手痛いしっぺ返しを喰らわせるためのゲームを提案しています。
入札するんなら、+500円まで。
あとはみんな控えようぜ というもの。
詳しくはリンク先へ。
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これは面白い。
先日、経済学の本を読んでたせいもあるんですが、たいへん興味深い。
ちゃんとユーザ側にメリットが用意されてるんですね。
あとは、倫理とネット独特の連帯感がどう影響するか。
こんなのを何かで読んだのですが…。
どの本だったか、賭の内容の詳細も忘れましたが、qwertyキーボード、windowsの普及、核兵器を作り続ける冷戦の話を語ってた本。
賭は、「10ドル札そのものが、オークションにかけられる。最高額をビットした人が辞退した場合、2番目に高い金額をつけた人が必ず支払わなければいけない」
……こんな話だったと思います。
普通に考えると、すぐ、10ドルの値がついて終わりそうなもんですが、実はそうはならないという…。
転売屋対策については、F−FACEの浅井真紀氏が、こまめに再販をして、自分のhpでそれを随時報告しています。これも効果があるようで、ネームバリューのある原型氏さんのキットなのにヤフオクでは値がついていません。記憶によれば、バスターマシンを大々的に売り出したときも、似たようなことをしてて、現場でみんなが並んで購入が進んだあとに「でもこれ、通販でみんなが買えるようにするんです」という発表をした…はず。
コミケではきっと、とらのあなの存在がそういう役割を果たしていると思うんですが、なかなか興味深いです。
一時期あった「買ってくれないと続きが出ないから、買ってね」という作者・翻訳者のお願い攻撃も、どういう反応を客側から引き出せるか、という視点で見ると興味深いものがあります。…翻訳者が、途中で変わったときに客側がとるべき最も有利な行動 であるとか。
ちなみに、「買ってくれないと続きが出ないから、買ってね」攻撃は、善良なユーザ側から見れば「買ったけど続きが出ないジャン!」になりがちなので、聞かないことにしてます。買う+消費する というこちらのコストに見合う負担を作り手側がしてくれない ように見えます。「続きが出なくなるから」という発言も、それ自体が販売側のプロデュース能力の欠如をうたっているようなものなので、やっぱり、続きが出ることを期待できない……と、思うので。
何の話でしたっけ。
そうそう。原型氏の浅井氏が書いてたと思うんですが、
「便利な道具に頼るんではなくて、10年後も確実にあると思える道具を使うようにする」
という主旨の発言があって、親指シフト……。
とか思い出したのです。
ATOKでとにかく便利に変換したい!
日本武尊(やまとたけるのみこと)、背黄青鸚哥(せきせいいんこ)。
逆に滑瓢(ぬらりひょん)は駄目でした。『おそろしくて言えない』は、あとは何でしたっけ?