テクモ

 TOBのこと。
 テクモの株価はここしばらく低迷していました。このままだと、海外からTOBを仕掛けられてもおかしくないように見えましたから、朗報である と思えます。
 テクモは無借金経営をしていますし、配当もちゃんとある。
 格闘ゲームやバレーボール以外にも、NINJAアクションやホラーものなど、有力タイトルもある。アニメになったモンスター・ファームもある。パチスロは大人気と言うほどではなくとも、キャラクタのせいもあって認知度が高い。
 古くは『マイティーボンジャック』『アルゴスの戦士』なんてのもあった。
 そんなわけで、お買い得。
 ただ、今は経営をする人がいない。
 創業者は亡くなったし、2代目は辞めて、給料未払いの件で会社を訴えてる。3代目がちょうど先日辞めたばかり。4代目は単に社長の血族(経営にタッチしているのが、子会社含めふたり)というだけで、これまでに実績を目に見える形では出してこなかった。こういう状態にあるわけです。
 非常に不安定な状態にある。
 なので、今回のTOBは願ったり、かなったり。受け入れた方がいいのではないかと思った次第。
 
 それと、板垣氏のトラブル以降、テクモの人員募集広告が目立つんですが、これが十分には集まってないのではないか と見えてしまう。残業代は出ませんよ、今 裁判中ですよ というところに良い人材が入ってくるわけがない。経営陣が入れ替わり、新しい制度でちゃんと社員に利益を還元するといったことが、見えてこないといけない。
 
 
 
 
 端から見ていて思えるのは、このようなことです。