ワンフェス・コミケ

 週末にはコミケが行われるということでございます。
 思うに。
 コミケのそういう同人誌というのは、お気に入りのキャラクタに、普段はとてもしないようなことをさせて、満足感を得る というものと、いやいやあのキャラクタはそんなことはしないという純粋なファン気質からやっぱり己の意のままにあんなことやこんなことをさせて、充足感を得る といったものに分かれているのであります。
 それは、立体の場合も同じであって…。
 
 さて、先日、ワンフェスガレージキットを買ってきました。
 そしたらば、「お気に召すとよいのですが」と、購入したのとは別に、あるキットをプレゼントしていただいたのです(個人的なものであって、そのキットはブースに展示されていませんでしたし、金銭の取引もなかったことを特に明記しておきます。)。
 それは、読書家で知られる某キャラクタを立体化したものでした。
 恐縮しながらも「うむ、まあ、しかし、この場に何万人いるか知らんが、おれほどこのキャラクタを気に入ってる人はいまい。おれにはこれを受け取る権利がある」と、思ったり思わなかったりしながら、まったく躊躇も遠慮もすることなしに、それを受け取ったのであります。
 
 しかし、帰宅して、箱を開けてみてびっくりしたことには、中に完成品も入っていたのであります。
 ううむ、これはどういうことなのか。
 
 とりあえず、お預かりして、いろいろおもちゃにして、遊んでみることにしました。