今日からスパイダーマン

 超人ロックの新シリーズ「凍てついた星座」の連載が始まりました。
 OURSです。宇宙物で、サイコスピアについてこれまでとはちょっと違った描写が見られます。さて、今回のロックは本物なのでしょうか。偽者なのでしょうか。
 
 超人ロックを読んでいると私が思い出すのは、南洋一郎 ポプラ社版のルパンもの。残り十分の一まで話が進んでから、「実は私がルパン」なんてのが頻繁にあるのです。ロックはこれの影響を受けてるんでしょうか。
 ルパンといえば。
 南洋一郎版にだけ、赤い輪が手の甲に現れる犯罪者の話が出てきます。
 あとがきだか解説だかに、これはルパンものではない。ルパンに似た映画があったのでルパンに仕立てて訳した なんてなことが書いてあって(私の記憶だと)、びっくりしました。
 おおらかな時代だったのですなあ。
 
 でも。
 この設定の男がルパン3世には出てくるのです。
 モンキー・パンチ版。
 へんなの。
 と、思ったことであります。
 
 
 さておき、そのOURSにスパイダーマンの映画のことが書いてあります。
 いつもの映画批評なのですが、ブラック・コスチュームなどについてもなかなか詳しく書いてあって読み応えがあります。
 で。
 私やあなたの不安についても答えが書いてあります。
 
 ふつうに考えると、ブラックコースチュームの話をして、友人との闘争を片付け、恋人との(予告編からすると)関係を修復し、おじの仇 サンドマンを倒し、さらにブラックコスチュームから生まれる敵を倒し、新しい恋人 グウェン・ステイシーと仲良くなっておかなければならない・・・はず。
 どう考えても尺が足らない。
 
 
 PS3になんとかがんばって欲しい私としては、このスパイダーマン3にこけられると困る。ブルーレイ普及に必要な布石なのだ。
 「えー、ヴェノム出さなきゃだめ?」というサム・ライミの声が聞こえるような気がするのですが、きっと気のせい。
 
 まずは見に行ってきます。