七時間目のUFOの研究

kikulog
 ニセ科学の研究で有名な菊池さんがブログで紹介してた本。
 少年がUFOを見かけた と言い出したことから巻き起こる一連の騒動に絡め、その成長を描いたもの。
 序文にカール・セーガンが引用されていることからも分かるように、科学的ということ、そして自分で調べ考えることがテーマになっています。テレビ報道やいんちき宗教家も出てきて、なかなかにタイムリーな内容。
 さすがに我々が読んで感動したり、得たりするものはないと感じますが、自分が親であったなら、子供に読んで欲しいと思ったことでしょう。そういう意味では、先日の天文台の本とあわせて、オススメです。
 
 子供の視点、考え方も丁寧に追って書かれていて、好感を持ちました。
 イラストはベルガリアードのHACCAN氏。