島根を代表するSF作家 飛氏が鳥取を代表する作家 桜庭氏の島根・鳥取道路発言について言及。氏のblog上でのことです。
 気になって、当該箇所を探しました。
 

前世紀末、天下取りを果たした竹下登元首相が相当がんばったためか、島根の道路はどれもこれも、ロシアのSF映画の如く素晴らしいのだ(鳥取の道路はかなり適当)。首都高速に負けないほどの、青白い空中道路が薄暗い田園の中をどこまでも続き、なんだか「上昇しない銀河鉄道」って感じである。過疎化が進んでいて、対向車があまり見当たらないので、通るたびに「誰も、いない……。なんだか細菌戦争後の地球みたいだね……」と言ってしまう。毎回同じことを言っているのに、母はそのたび「本当ねぇ。まりすけったら、うまいこと言うわね!」と褒めて(?)くれる。

 
 ロシアSF。
 なんとか想像しようとしましたがうろ覚えタルコフスキーの似顔絵が速水氏のタッチでコサックダンスを始めてしまいました。
 確かに、あのバイパスはすばらしい。松江から出雲に走り抜けようとするとそういう道路があります。ただ、市街は相当むちゃくちゃで、例えば、素人が県庁あたりに向かおうとするだけで、とんでもない目に会うことが。
 
 2月末には一度、島根に帰るかもしれません。
 雪が降らないものか。
 
 そういえば『鉄子の旅』がアニメになるそうです。スイッチバックを私も早めに見に行っておきたいと思います。木次(”きすぎ”で変換しませんでした。勘違いかしら)だったような気がします。