ゼロ

 ゼロというと皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。
 わたしは忍者漫画の『ワタリ』かスペオペの『コブラ』です。
 おれの名前はゼロ! 俺を越えるものは俺しかない!
 
 そんなわけで、『ゼロの使い魔』を一気に全部買ってきました。
 普段、使い魔である主人公を「犬」「犬」とさげすんでいるヒロインが誤って媚薬を飲み、すっかりめろめろになってしまうエピソードを深夜アニメで見てしまったからではなく、ゼロと名乗るからにはきっとたいしたものなのだろう。あのコブラもパンチでノックアウトだ と思ったのです。
 
 で、読んでみたのですが、もうちょっと文章とかにヒネリがあってもいいんじゃないかと。他もそんなもんだろうといわれると否定しがたいですが、コピーのコピーのそのまたコピーみたいな小説でした。