墨攻

 香港で『墨攻』が大ヒットとのこと。
 『後宮小説』でデビューした酒見氏の小説が原作なので、なんとなく漫画版のシナリオもそうだと思っていましたが久保田千太郎という人がシナリオ担当だったのですね。知らなかった。こういった漫画でいつも疑問に思うのが、どこまでが「原作」なのか。
 『花の慶次』もどこら辺までが原作なのかずっと疑問に思ってました。
 
 編集者=シナリオライター というのもあるようで、読み手としてはどこまでが「それ」なのか、たいそう気になるところであります。
 
 ジャンプの漫画などは、そのほとんどが原作付きだ といった趣旨の文章を読んだことがありますが…。
 例えば、ジョジョドラゴンボールはどこまでが作者のシナリオによるものなんでしょう。
 
 ちばてつやの有名な漫画のほとんどに、七三太郎の名前がクレジットされていますが、これは近年になってからのこと。
 私たちが知らないだけで、そういった例はそこかしこにあるのかもしれません。
 と、すれば、その原作者を追いかけて、漫画を読んでみたいものです。