ダンジョン&ドラゴン2

 D&Dに詳しい人と見に行きましょう。
 前作と違って、普通に面白かった の で 、正直がっかりです。
 監督が違ってるせいか、いろいろよく出来てました。TRPGらしくリドルもあるし、+?ソードとかもあります。
 ファンタジー映画だったら、「なに、その展開!」と憤慨するとこもあるんですが、そういうとこは実は、非常にTRPGっぽく出来てます。例えば、後半の展開で重要な役割を果たすアイテムがあるんですが、なんの脈絡もなく拾っちゃうんです。でも、それがないと話が続かないのに・・・。
 
 マスター:「じゃ、そこで判定ロールだ。振ってみて」
 プレイヤー:「出目は10.レベルは5」
 マスター:「ん。君は石を拾った。それが何か君は知ってるね・・・」
 
 みたいなのが後ろで行われているのが透けて見えます(D&D 3RD準拠らしいのですが、私は詳しくありません。)。
 「魔法は、ふたつしか持ってきてません」
など、その筋の人にはドキドキの台詞と展開が盛りだくさん。
 ただ、ちょっと専門的に過ぎるとこがありまして、盟友の人に解説されるまで意味がわからないとこもありました。
 
 あと、前半でちょっと寝てしまいました。
 
 総じてよく出来てます。
 文句をつけるとしたら、衣装(化粧)、距離と時間と偶然性、おもわせぶりなわりに未回収の伏線 がそうですが、TRPGファンなら、その文句の付け所がある点も含めて楽しめるはずです。