SW読了
スター・ウォーズ―ローグ・プラネット (Lucas books)
- 作者: グレッグベア,Greg Bear,大森望
- 出版社/メーカー: ソニーマガジンズ
- 発売日: 2000/06
- メディア: 単行本
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あの『無限コンチェルト』『ブラッド・ミュージック』などを書いたグレッグ・ベアが、書いたSW小説。
好きな作家であるし、翻訳も大森望なので、安心して買い求めたのですが、内容はというと、うーん。
以下、ネタばらししつつ、感想を。
話はSW1とSW2の間かな。・・・SW2って、どんな話か思い出せないぞ。
いろいろあって、オビワンとアナキンが辺境の星を訪れる。そこでは、生きている宇宙船が作られていた。風変わりな生態系、あやしげな長老が登場。失踪したジェダイの謎などが語られ、最後に、惑星の生態系そのものがひとつの巨大な生物であったことが明らかになる。
そして、そのまま、星は飛び去ってしまう。
残された生体宇宙船も数年内に死んでしまう。この星のことも、宇宙船のこともやがて忘れられるだろう。
だが、この星の飛び立つ様を見たもののひとりが、デス・スターの開発を思いついてたのだった。
という話。
フォースの描写や、惑星の生態系の描写が面白いんですが、話の筋立てがあまりよろしくない。
また、オチの惑星そのものが生き物でした というのもグレッグ・ベアにしては陳腐なアイディア。ノベライズの限界なんでしょうか。
スタートレックも書いてますが、やはり、こんな感じなんでしょうかねえ。