マトリックス

 見ながらプラモデルと作る我々。
「ところで、閣下。このようなものをご用意させていいただきました」
 さりげなく90パーセント以上のカカオを含むチョコレートを献上する私。
 
「私はひとかけら。あなたにはふたかけら。お茶はそこに」
 とても丁寧に対応したため、感謝されました。
 が。
 食べ終わって30分経っても口の中が渋かったです。
 挙げ句、チョコのパッケージを見るだけで、お茶が欲しくなる有様でございました。