夢幻紳士

夢幻紳士 逢魔篇

夢幻紳士 逢魔篇

 前作の続きなので出来れば順番に読みましょう。
 短編集ですが、独自の趣向が凝らしてあって(前作もそうですが)、連作短編集という形式になっています。
 なお、本作は夢幻紳士のアームチェア・ディテクティブ(安楽椅子探偵)もの。
 場末の料亭で酒を飲みながら、怪異を聴く というのが基本のパターン。
 
 絵の描き方についてFOOLさんのとこで触れてましたけど、私は服のしわの描き方だけ気になります。後は今までと同じように見えます。
 
 「捕(とら)まえた」
 「助(すけ)て」
 わざわざつけなくてもいい振り仮名にミスがあるのが不思議。
 何か意図があるのか。