ゴーストなんかこわくない

 

ゴーストなんかこわくない―マックス・カーニイの事件簿 (扶桑社ミステリー)

ゴーストなんかこわくない―マックス・カーニイの事件簿 (扶桑社ミステリー)

 浅倉先生が、とてもうれしそうに翻訳してる軽いコメディ・タッチのオカルト探偵もの。
 『ヘルボーイ』DVD版コメンタリーによるとオカルト探偵ものというのはものすごくはやっていたそうです。この本もその伝統的系譜に連なるものですが、第一話からして祝日になると象になってしまう という奇妙なのろいをかけられた男の話だったりで、ノリがちょっとヘンです。
 テイストは『一角獣を探せ!』が、近いかもしれません。
 
 オカルト探偵の知識はないのですが、起源は、スピリッツでしょうか。