ひだりみぎひだりみぎ

 上げたり下げたりいろいろ忙しいのでそのつもりで。
 
 もはや、恒例行事となりました。
 『SFが読みたい! 2006年版』の二階堂氏 アンケート結果です。
 

 
 私の予想は
 

 
 事前に日記を読んだせいもあって、かなりの的中度。
 『宇宙戦争』、次点候補だったんですが、まさか、そこまで恥知らずな真似はしないだろうと削ったのが敗因でした。
 ただ、このリストそのものは、あり、かも知れないリストです。
 ハミルトンの『反対進化』は、作品そのものは古いもののちゃんとしたオリジナル・アンソロジーですし、『火星ノンストップ』も旧作ばかりですが、山本弘の嗜好がいい感じに出た良いアンソロジーだと聞いてます。で、実際、この2作をベストにあげる人は多いのです。
 『宇宙戦争』も新装版 ということで秋山完、朝松健のふたりがあげてます。
 最初、私は、『宇宙戦争』をあげるなんてひどい! と思ったんですが、この選択は許されるんじゃないでしょうか。
 
 一方で、ペリー・ローダン シリーズ、E・ハミルトン『キャプテン・フューチャー』をあげる人は彼だけです。
 そして、そういう人が『宇宙戦争』をリストにあげるというのはまた、意味が違うのではないかとも思うのですね。
 
 なんだか、しかし、段々楽しくなってきました。
 扱い方を心得ていれば、これはこれで面白いです。
 例の容疑者Xの件は、追っかけてないのですけども、二階堂氏に分かってもらおうとしたり、まともな議論を求めるのは、とてもとても愉快なことなのでしょう。なんだか、みんな楽しそうです。